「誰から乗る?涼?」
「じゃあ、行こうかな」
雄星の後ろに涼が乗り義兄の後ろに隼人が乗った
「じゃあ、行くぞ」
二台は平行して海を進む
暫く海を走行して戻って来た
「凄い速さだったな、雄星」
「涼だから少し飛ばした(笑)」
「落とす気か?」
「じゃあ、男連中はボードもやってみるか?」
「やりたい!」
隼人は乗り気だった
「じゃあ、瑠莉後ろに乗れよ」
「うん!」
「雄星ゆっくり走れよ」
「わかってる」
「瑠莉はスピードは大丈夫なのか?」
「多分……ジェットコースターとか乗れるから」
「しっかり掴まっててな」
「どこを持つの?」
「バイクのここ、しっかり持ってろよ」
「うん」
「行くぞー」
雄星と瑠莉はゆっくり発進した
「雄星、これって免許いるの?」
「いる、去年はまだ16歳になってなかったから取れなかった、夏休み速攻で取ってこの間免許証が来たとこ」
「さっき言ってたけど雄星は自分の進むことちゃんと決めてるじゃん、偉いね」
「まだ、本当に漠然とだよ、今年義兄さんの仕事手伝ってみてさやっぱり楽しいなって思ったからだから、でも大学はちゃんと出ておきたいしな」
「プロって、やっぱり凄いの?」
「いや、義兄さんみたいにインストラクターしながらでも、寒い季節とかは仕事しないと……だから食堂をしてる」
「そっか、でも好きな事が仕事に出来るなんて幸せな事だね(笑)応援するよ」
「ありがとう」
雄星は少し照れた
瑠莉を乗せたバイクは防波堤に戻ってきた
「おっ、さすが二人とも運動神経いいな、もう立ててる」
「ホントだ、なんか、隼人くんがあんなに笑顔って中々ないよね、学校じゃクールなのに(笑)」
「隼人は意外と話すよ」
「あっ、じゃあ、雄星と涼が目立ち過ぎるのか(笑)」
「自分ではわかんないけど……」



