「そうなんだ……」
「家の事、あまり言うなよ、バイト禁止なんだからな」
「あっ、そうか(笑)」
再び海に戻ってきた二人は船に乗る
「夕日と撮るならさっきと反対に船を走らせるよ」
「お願いします」
雄星が海に入り合図を出す
雄星がボードに立つのと夕日が上手くマッチングしていい写真が撮れた
綺麗ー
「ありがとうございます、いい写真が撮れました」
「見せて」
瑠莉は写真を雄星の義兄に見せた
「おー、綺麗だな、でも、これ雄星じゃなくて俺がモデルでもよかったんじゃないの?(笑)雄星はまだまだ下手だしな」
雄星が船に戻ってきた
「そんなこと言って、誰が船走らせるんだよ」
「まあ、そっか(笑)」
「ありがとうございました、無理言ってすみません」
「いやあ、雄星の頼みなら全然聞くよ、なぁ?」
「もちろん」
水上バイクの人も笑顔で答えてくれた
なんか、雄星の居場所ちゃんとあるじゃん、学校とは違う雄星が見れたな
「瑠莉ちゃん、これって引き延ばせる?」
「はい、もちろん」
「店に飾って宣伝に使いたいんだよね、出来たら持ってきてよ」
「わかりました」
「瑠莉、着替えたら送るから待ってて」
「大丈夫だよ、来る時も一人で来たし、お店手伝ってあげて、また写真できたら連絡するから」
「サンキュ」
「こっちもありがとうだよ、じゃあ」
瑠莉は帰っていった
「雄星〜可愛い子じゃないか、写真撮るっていうから男子かと思ったのに」
「そうそう」
「写真部なんだよ、男友達も来る予定だったんだけど、ドタキャンされた」
「そうか、瑠莉ちゃん今度来たら美味い飯食わしてやるから言っとけ、よし、戻るぞー」



