「やっと出た、どこ?」
「唐揚げ買いに来てるぞ」
「もうー、いい、さっきの所にいるから」
瑠莉は電話を切った
「唐揚げだって!また肉!」
「そう、でもよかった、去ってくれたし」
「いるんだね、ナンパって……南が居てよかった」
暫くすると三人が戻ってきた
「どしたー?」
「もう〜、ナンパされてたの!雄星に電話しても出ないし……」
「えっ?」
雄星は荷物を両手から片手に持ち替え携帯を出す
「ごめん、気づかなかった」
「ナンパ?南ナンパされたのか?」
「うん、最初断ったんだけど連れがいるって言っても信じてもらえなくてここまで付いてきたんだけどね」
隣で雄星にパンチをしている瑠莉がいた
「(笑)まあ、ついて来たものの人が多かったから強引じゃなくて去って行った」
「悪ぃな、どっか触られなかったか?」
「大丈夫」
「だから僕が誰か残ったほうがいいっていったのに……」
「いやー、二人とも悪かったな」
「瑠莉、ごめん、唐揚げ食べる?」
雄星が渡す
「食べるよ、もう(笑)荷物持ちの雄星が電話出れるわけないか、最初から涼に電話すればよかった」
瑠莉の怒りは治まったみたいだった
「食べたら場所移動しようぜ」
「ポテトもあるよ」
隼人も渡してくれた
南は受け取った(笑)……涼はやっぱり何も持ってないんだ
涼は食べさせてと口を開ける
「はい、アーン」
「ん……モグモグ」
涼は南の背中をポンポンと叩いて耳元で囁く
「怖かったか?悪かったな」
南は頷いた
あー、こういう所……弱いな……私
普段は何でそんな言い方するのよって思うのに優しく偉そうに言うって何なの?
五人は花火の見える場所に移動した



