「えらい(笑)」
「当たり前だろ、まだ会ってもないし、いい加減に思われたくないしな」
「まあ、ゆっくりな(笑)飲み物取ってくる、水でいいか?」
「あぁ」
涼は暫くプールの三人を見ていた
俺の家庭環境か〜
隼人の勘は当たるからなー
彼氏より友達に相談するって………
どこまでどう言えばいいんだろう、難しいな……俺も家のことどこまで言っていいのか検討がつかねぇ、隼人が言った方がいいのかどうか
夕方になりみんなはリビングで話していた
「涼様、お話中すみません」
「ん?」
「お電話が……」
「あー、わかった、行く、隼人」
「うん」
「ちょっと席外すな、待ってろ」
雄星は携帯を見ながらわかった〜と返事した
「別荘に電話なんてね」
瑠莉が言った
「涼の誕生日だからだよ」
雄星が答える
「去年も暫く電話で席外したし」
「雄星くんは知ってるの?電話の相手」
「涼の両親だよ」
「えっ、隼人くんは暫く会ってないって……」
「えって、誕生日は知っててケーキ作ってきたんでしょ?」
「あー、うん、誕生日はね、ただ、涼の親のことはそんなに知らなくて……」
「知らないのか?」
「うん」
「海外にいるよ」
「うん」
「なんだ、知ってるじゃん、隼人は去年は遅れて合流したから電話かかってきた時はいなかったよ」
「そっか、今日高智さんに聞いたのよ、一人で暮らしてて親は仕事でいないっていうのは知ってたけど海外とは知らなかった」
私……涼が置いていかれたって言ってたからてっきりそれから会ってないと思ってたんだけど勘違いしてたのかも……お互いもっと話さないといけないかもしれない、でも……別れるとかなったらそこまで家庭のことに踏み込まなくてもって感じもするし……どうすればいいんだろう
「南?」
「あっ、私泳ぎ疲れたのかな、少し横になってくる、夕食食べるなら呼びに来て」
「わかったー」
南は部屋に行った
「急にどうしたのかなー、ね、雄星」
「んー、さぁ」
「何してんの?」
「えー、SNS見てる」
「ねえ、この別荘にいる間に私泳げるかな?」
「まぁ、やる気になればだけど」
「やる気ねー」
「でもさ、女子ってあんまりガッツリ泳いでるとこあんま見ないけど?」
「……だよね(笑)南くらい?」
「あれは凄すぎるレベルだから(笑)」
「雄星さー、髪おろすと可愛いね(笑)」
「な、可愛いって言うなよ」
雄星は真っ赤になって照れた



