タッチの差で涼が一番になった
「やりぃ!隼人に勝ったぜ(笑)」
「今年は負けたか〜」
「げほっ、げほっ、二人とも何で早いんだよ、俺だってスイミングスクール通ってたんだし」
南と瑠莉に気づいて涼は手を振った
「早いね三人共、スイミングしてたの?」
瑠莉が尋ねる
「俺はしてたよ、なのに、涼と隼人にはかなわねぇ」
「でも、三人ともそんなに差はなかったよ」
南はストレッチを始めた
瑠莉はビキニの可愛い黄色の水着をきていた
南はというとセパレートタイプで分かれてはいたがビキニみたいな可愛らしい感じではなくシンプルな水着だった
「ねっ、私も混ぜて」
手首、足首、首をコキコキまわす
「いいけど、ハンデは?」
「無しで……」
「えっ、南大丈夫?女なんだからハンデもらったほうがいいんじゃないの?」
「大丈夫、瑠莉見ててね(笑)合図してよ」
「わかった、行くよー用意スタート」
四人は同時に飛び込んだ
結果……一位南、二位隼人、三位涼、四位雄星だった
「なんだよ、俺またビリかよー」
雄星はくやしそうにプールサイドに上がる
「俺はさっき、隼人との勝負に全力をハアハアかけすぎた……」
「体力はまだ僕だね、涼?(笑)」
「そんなん当たり前だろ、キルの散歩しかしてねぇんだから……南早すぎじゃね?」
南はプールにプカプカ浮いていた
「私泳ぎ得意なんだよねー(笑)もう少し泳いでくる」
綺麗なクロールのフォームで何回か往復をする
「瑠莉は?」
「あたし?(笑)泳げないエヘっ」
「せっかく来たんだからせめて水着濡らすくらいつかれば?雄星、教えてやれ」
「俺?一番遅いのに?」
「フォームは雄星が一番綺麗だからな、僕と涼は習ってないからただがむしゃらなだけ(笑)」
「じゃあ、瑠莉浸かって」
「足つく?」
「つくよ」
雄星が瑠莉に近づいていく



