次の日からも南は毎日涼の家に行き、宿題も無事に終わっている二人は美和さんが帰った後、夕方からベッドで過ごすことが多くなった……自然の流れだった
「ハァ、ねぇ、涼、布団……かけて、恥ずかしい」
「あー、悪い」
南はいつも涼に腕枕をしてもらい布団をかけてもらう
「眠い……もう、泊まりたい」
南は小さな声で洩らした
「ん?家に帰りたくないってことか?」
「………」
南は涼の身体にぎゅっと腕を回した
「南?」
「ねえ、前から思ってたんだけどね、初めての時に何でベッドの引き出しにさ、コレがあったの?箱開いてあったし………セフレとかいた?」
「あー、コレな(笑)去年の俺の誕生日に雄星がくれた、別荘で男三人で開けて(笑)興味があったから中も開けてみたりしてさ、雄星に色々聞いて……あっ、やべー、誰にも言うなよ
俺は女に触れないのにセフレとかいるわけないじゃん」
「えっ、じゃあ、雄星くんは……」
「だから内緒にしてくれ、頼む」
「まあ、わかったけど……蕁麻疹は去年なんだから涼なら中学もありえるじゃん」
「ねぇし」
南は涼の顔を見上げた
「えっ、待って、涼の誕生日って夏休み?」
「うん、12日」
「別荘行く日じゃん、私ケーキ作るよ」
「マジで?」
南にぎゅっと抱きつく
「俺、付き合ったの南が初めてだし…………箱開いてるの気になってたのか?」
「……うん(笑)涼…………」
涼は南の身体に優しくキスをしていく
「南」
「ん?」
「俺の家は一人だからいつ泊まってもいいけど親の承諾は取ってくれな、挨拶に行ってもいいし、南が思うようにしていいからな……」
南の頭を優しく撫でた
「……ん」
「着替えるか?」
「もうちょっと……抱いて」
南は布団に潜り込み涼に抱きつく
まだ、家の事話す気になんねぇのか………
俺に相談してくれないって事はまだ南には信用されてないのか?頼りないのか?俺………
頭の中で考えながら涼は南を抱いていった



