「いらっしゃい」
「南ちゃん、何で?」
「ん?聞いてないの?私が夕食作るんだよ」
「涼からは夕飯食べに来いってメール来ただけだったから……」
「そうなの?全く〜今日は私が肉食べよって言ったのに、言葉足らずでごめんね、どうぞ」
「それなら、俺邪魔じゃないかな……」
「ううん、ちゃんと雄星くん来るって聞いたから三人分用意してあるよ、大丈夫」
雄星は持ってきたスーパーの袋を南に渡した
「何?」
「お菓子とジュース、持ってきた」
「ありがとう、涼ね、ビニールハウスにいるよ、行ってみて」
雄星は玄関を出てビニールハウスに向かった
「涼?」
「おー、雄星来たか」
「うん、ここ花だったんだな」
「そうなんだよ、何か持って帰るか?」
「いや、いい、ありがと、それより、南ちゃんが来ることを言って欲しかった」
「何で?」
「何でって……俺……」
「南が肉食いたいって言ったから肉なら雄星とも一緒に食べたいから呼んだ、おかしいか?」
「南ちゃんと二人の方が良かったんじゃないの?」
「まあ、それを言うとキリがないけど雄星と肉って思ったんだからいいじゃん(笑)」
涼はハウスを出て隣の平屋に入っていく
雄星は後ろをついて行く
「座れよ」
雄星は畳に座った
「涼……変わったよね、南ちゃんが来てから……」
「まあな、ちなみに南といても蕁麻疹は出ない」
「だから一緒にいれるって事?それで好きになる?」
「それもあるし、初めて会った時からなんかキルとじゃれててな、俺にとってはキルは家族、話も合うと思った、あと……お前は南をどう思ってる?」
「俺?別に好きとかじゃないよ、涼が今までになく気に入ってるのはわかるよ、この間涼に言われたけど、南ちゃんに正直ヤキモチやいてるよ……夏休みもずっと涼と一緒で……」
「そこまで?マジか?お前俺のこと好き?」
「す、好きってLoveとかじゃないよ」
慌てて否定する
「大事な友達がその……遊んでくれないと寂しい……俺にはもう高校からの友達しか友達と思ってねぇし」
「だから、呼んだんじゃねーか」
「南ちゃんいたら話せないこともあるじゃん、男同士の話は!」
「一年の最初じゃねぇんだからもう雄星も友達沢山いるだろ?」
「涼といるのが一番楽しい」



