俺様彼氏と冷静彼女……こんなので付き合っていける?


八月に入り南の宿題も片付いてきた

「よし、宿題は終わったな」

「うん、ありがとうございます、涼様」

「全く〜全然覚えないし、時々上の空だし悩みでもあるなら言えよな、最近おかしいぞ」

「悩みかー、まあ、悩み話せる人は涼か隼人くんくらいだね(笑)」

「ムッ、何で隼人なんだよ」

「なんとなく?涼は隼人くんに相談するの?」

「まあ、そうだな、何でも話せるのは隼人だな」

「雄星くんは?」

「雄星は俺に悩みを言ってくるほうだし、あまり考えない性格だと思う……まあ、楽しいけどな、そういえば最近メールが来ないな、あいつ誰と遊んでんだろ」

「私邪魔じゃないかな?」

「邪魔なんて思ったことねーよ」

「あー、涼じゃなくて雄星くんが……」

「何でだよ」

「だって……夏休みに私ばかり涼と会ってさ、雄星くんも涼と遊びたいんじゃないかなって」

「遊びたいなら連絡よこすだろ」

「んー、だからそうかもだけど涼から声かけてあげる方が喜ぶというか……」

「はぁ?何言ってんだ?」

「あのね………」

南は夏休み前日に瑠莉から聞いたことを話した

「そんなん雄星が言わねーとわかんないし、南が気にすることじゃない」

「いやぁ、気になるよ」

「俺は俺の思うとおり行動する、今度別荘だって行くんだし、誘ってない訳ではない!」

「まあ、そうだよね」

「お前雄星の事じゃねーだろ、家の事だろ」

「………」

「話せや」

「涼に話すことじゃないんだけどな……」

「俺に話さないで誰に話すんだよ、お前は俺の何?」

「何って……何だろ」

「はあ?何もない女と俺はキスしねえぞ」

「でも、何も言われてないし……」