「涼……」
涼は聞こえたのかゆっくり目をあけた
「涼?来ちゃった(笑)おはよ」
南はゆっくり涼の頬を撫でた
「南?」
「うん……昨日ごめんね、あと話し聞いてくれる?」
涼は座れば?と言うかのように掛け布団をめくった
南は制服を脱いでいく
「な、何脱いでんだよ、別に求めてないから、座れってことだし」
「んーでも私が涼を包みたいから……」
南は裸になって布団に入り涼の頭を抱いた
「寒い?」
「いや、あったかい」
涼は南の胸の谷間に顔を埋めていた
南の心臓の音が聴こえる、心地よいリズムだった
「昨日ね、隼人くんに冷たいって言われちゃった」
「………」
「なんか帰ってたら悲しくなっちゃってね、土手であっちゃんと彼氏さんにあったの、気が緩んで泣いちゃった」
「うん」
「私、あんなに泣けるんだなーって(笑)今までさお母さん仕事で一人で家に居てもあんなに泣いたことなかった、彼氏さんにね言われたの」
「何て?」
「私は自分で決めつけてるって……」
「どういうこと?」
「涼はお母さんと住んでないから私のお母さんの事とか話せないとか……まあ、その他にも沢山自分の中で決めつけてて、涼のことも俺様気質なんて言って本当にごめん
あっちゃんにも言われた、涼は最初からああだし、それでも男女からモテる人だから別にいいんじゃない?って」
「偉そう?」
「うん、最初に少し思ったのは事実なんだけどそれからでも私は涼といたなって……嫌なら最初のうちに距離をとることも出来たのに付き合ってから何言ってんのって話しよね(笑)まあ、結論はね……私はどんな涼でも好きってことかな」
涼にぎゅうっと抱きつく
「マジで?」
「うん!やっぱり涼のこと好き……なんか上手く口に出すこと出来なくてごめんね、自分が涼のことこんなに好きなんて自覚なかった(笑)」



