「……そう、それならいいけど……弟でも妹でもかわいがるよ……」
「頼んだよ、おねえちゃん(笑)」
キッチンで母親は涙を流していた
次の日
涼はまた学校に来ていなかった
「隼人、俺行ってもいいかな?心配なんだけど」
「涼が会ってくれるならいいけど……」
南が二人に寄って行った
「雄星くんごめん、今日は私一人で行かせて」
「南ちゃん……涼、電話も出てくれないしさ、昨日隼人と行ったんだろ?」
「うん、でもまた涼を怒らせた……ちゃんと話すから……ごめんなさい」
「まあ、二人で話すしかないよ、カップルの事だからな、雄星」
「まあ、原因がそうなら……」
放課後
「瑠莉?お前は何か南ちゃんから聞いてるのか?」
瑠莉となっちゃんを雄星は呼び止めた
「涼のこと?」
「当然」
「聞いてないけど……」
「でも、あっちゃんに御礼言ってたよね?」
「あー、そうね何かアドバイスでももらったのかな〜、ケンカしたってことは聞いてるけど、だから彼氏持ちのあっちゃんにでも相談したのかなって」
「うん、うん、私達は彼氏いたことないからわかんないしね」
「わかった、サンキュー」
雄星はそのまま階段を下りていった
ピンポーン
「こんにちは、美和さん」
「どうぞ……」
「昨日は勝手に帰っててゴメンなさい、あの夕食を私に作らせてもらえませんか?」
「じゃあ、お願いします、私はキルの散歩に行ってきます」
「すみません、ありがとうございます」
キルの散歩を終えて五時で美和さんは帰っていった
「さてと………」
階段を上がっていく
コンコン
返事はなかったがドアを開けた
涼はベッドで寝ていた
昨日と服が違う……ちゃんと着替えてる
涼のサラサラの髪をそっと触った
「……んっ、母さん……」
お母さんの夢見てるのかな?



