「浮気は疑わない?」
「うん!」
「涼くんが浮気した?しないよね?涼くんなら」
「何で?」
「モテるのに今まで彼女作らなかったし、中学の時もいなかったって噂だけど……あれ?南は涼くんが何で彼女いなかったとか話してないの?」
「聞いてる……」
「じゃあ、それなのに涼くんは南を選んだんだから南のこと好きでしょー、正義の塊みたいな涼くんだもん」
「……わかんない、あっちゃんは涼の態度はどう思う?」
「ん?態度?涼くんはあのままでカッコイイんじゃないの?男女からモテる人だし、まあ私は拓ちゃんが一番だけど、態度が嫌ならあんなに人に好かれないよ、何か人を惹き付けるものが涼くんにはあるんだよ」
「へぇ、そんな人が彼氏なんだ」
「うん、男子のリーダーって感じなの、女子にも優しいよ」
「僕はね、相手のこと知らないけどあっちゃんが言うなら信じるかな、信頼って大事だよね、友達でも家族でもさ……」
「信頼……?」
「隼人くんはさ、昔から涼くんのこと知ってるから涼くんの言うことを信じるんだよ、南は冷静だけど冷たくはないよ、隼人くんの言い方が悪いんだよ」
あっちゃんと拓ちゃんはニコッと笑った
南はあっちゃん達と別れて家に戻った
「ただいま」
「おかえり」
「おかえりなさい」
リビングからテレビの音と二人の声がした
南は自分の部屋に入り着替えてリビングに顔をだした
冷蔵庫をあけてると母親が寄ってきた
「ご飯にするね」
「うん」
南はソファーに座ってる父親の隣に座った
「ん?」
「あのさ、お母さんの事好き?」
「好きだから結婚したいと思ったんだよ」
「バツイチ子持ちでその……嫌じゃなかった?」
「南ちゃんのことをよく話してくれてたよ、子供好きなんだなって思った、だからお父さんとの子供も欲しいって言ってくれたしね」



