キッチンでは美和が食事を温めなおしていた
「ごめんなさい、美和さん、食事無駄になっちゃったものもあるよね」
「まあ、夏場じゃないしラップもかけてましたから大丈夫ですよ」
「その……さ、梶原さんてどんな人?」
「梶原さん?」
「花屋の人……」
「あー、あの人……すみません個人名は知らなくて(笑)まあ、バイトみたいですよ、私は渡すだけで話はあまりした事ないですね、日曜日に来てるとは知らなかったので……」
「涼に抱きついたのよ、それもさハウスの中なら見られないけど外に出てから……それって私に見せる為としか考えられない!それで私怒ってんのに涼が偉そうだから帰っちゃった」
南にココアを入れてくれた
「南ちゃん、涼くんは南ちゃんが悩んでるみたいだけど力になれない、彼氏失格かなぁって言ってましたよ」
「えっ……」
「涼くんなりに考えてるみたいで……私で良ければ女性として相談にのりますよ?」
南はココアを飲んでため息をつく
「なるべく家の事は涼には話したくなくて……涼の方が寂しい思いを沢山してるのに私の家のことなんて比べ物にならない………」
「それをどう思うかは涼くん次第ですよ、南ちゃんが悩んでるっていうのを涼くんは感じとっているのは事実ですからね」
「私、態度に出てたのかなぁ……私……お父さんの浮気が原因で離婚してたから浮気は嫌なんです」
「まあ、誰でもでしょうね」
「美和さんはね、今から子供産もうと思う?」
涼と隼人がちょうど下りてきた
「子供?涼、お前避妊してないのかよ」
隼人が涼にせまった
「えっ?してるし……」
「隼人、落ち着きなさい……南ちゃんの聞き方違うでしょ?私がって言ったじゃない」
「あー、ごめん」
「下りてきちゃったか、二人とも座って……」



