「おーい、大樹ちょっと来いよ」
「わかった」
大樹はクラスの男子に呼ばれて行った
「雄星……大樹に悪気はないけど、お前もいちいち言うなよ、彼女作らないとかさ」
「でも……気をもたせたら悪いかなって告白してきた子とかにも言ってる」
「はぁ、バカ正直というか……ごめんでいいんだよ、先のことはわからないんだからさ」
「……うん……わかった、次から気をつける……」
当然後ろにいた瑠莉には会話は聞こえていて
彼女作る気ない……
瑠莉の頭の中にはその言葉がずっと残っていた
「り、瑠莉!」
「えっ」
瑠莉は南が呼んでいたので南の方へ寄って行った
「雄星、南と交代してきてくれ、ちょっと出てくる」
「うん、いいよ」
瑠莉と雄星はまた話を始めて二人を見ながら
涼と南の二人は教室を出た
中庭のベンチに二人は座る
「俺らが言うことじゃないけどさ、瑠莉には悪いけど雄星のことは諦めた方がいい……」
「……まあ、私らがどう言ってもね……瑠莉はもう雄星くんのこと好きだと思うけどさ、振られるのも怖いし今の関係を崩したくないならほっておくのがいいよね」
「まあな……南、今日帰り寄るか?」
「うん、いいけど」
無事文化祭も終わり涼と雄星と南は学校を出る
「明日何するかなー、どっか行くか?」
今日は日曜日のため、明日は振替休日になっていた
「俺は義兄さんと出かけるんだよ」
「じゃあ、南どうする?」
「んー、朝起きてから決めるよ」
「じゃあ、俺ここで、バイバイ涼、南ちゃん」
雄星は小走りで帰って行った
「何か気を使われた?」
「いや、何か雄星、少し変わってきたような気がするかな〜、しっかりしてきたというか」



