風夏と瑠莉は隣の教室へ入っていく
「雄星は学校ではどう?」
「まあ、涼といるので目立ちますし賑やかですよ」
「そう……あまり学校の事を話してくれないから心配だったのよ、二年になってから友達連れてきたりやっと雄星の友達関係がわかってきたから、去年は心配だったわ、急に髪も少し染めて固めだしたから悪い友達といるのかと思ったし制服も着崩してね〜、友達も逆にいなくて一人でいるのかとか思ったり……」
「風夏さんが親代わりなんですよね?」
「そうね、懇談会は旦那が行ってるけど」
「確かに最初雄星は一人でいましたけど涼が声かけてそれからはまあ楽しそうですよ、涼に憧れてるみたいです」
「涼くんカッコイイものね、雄星も真似してもかなわないって(笑)」
「まあ、でも最近モテてる話は聞きますけど……」
「そう……でもね………」
「ママ〜、これだけとれた」
柑奈と雄星が教室に入ってきた
瑠莉は風夏の言いかけたことが気になったが柑奈のタイミングといい、無理に聞くのはやめようと思った
「あれ、南が焼いてる」
涼と大樹が教室に戻ってきた
「うん、ちょっとだけ交代したの、柑奈ちゃんが来てね……でもピーク過ぎたから暇になってきた」
「じゃあ、俺に焼いて」
「あっ、そうだね(笑)私が涼の食べたんだった、すぐ焼くね」
涼がクレープを大樹と食べていると雄星が瑠莉と教室に戻ってきた
「おっ、雄星戻ってきたか?」
「うん、南ちゃんありがとうね」
「全然大丈夫よ(笑)」
「雄星、彼女でも来てたのか?」
大樹が尋ねた
「いや、姪と姉ちゃんだよ」
「何だ、さっき南ちゃんが柑奈ちゃんとか女の名前出たからてっきり彼女かと思ったぜ」
「柑奈は姪の名前だよ(笑)俺彼女作る気ないし」
「マジか、モテてる奴は選べていいな」
「そんなことない……」
「気にするな、雄星」
涼は雄星の制服をひっぱり隣に座らせた
「大丈夫だよ」



