行事の多い二学期は文化祭の準備も進んでいた
「わー、雄星すごい上手いな」
クラスではクレープを売ることになった
「女子より上手いし(笑)」
「こんなのでいいのかな?フライパンでしか作ったことなくて」
雄星の周りには人が集まっていた
「なぁ、料理のできる男子って今モテるのか?」
「涼みたいに座ってたらご飯が出てくるのとは違うからね(笑)」
「南はさ、俺をディスりたいのか?」
「涼くんはファンが減ったから寂しいんだー」
「あっちゃん、それは違うな、それで南と別れて戻ってくるファンは俺の事本気で好きじゃないじゃん」
「まあ、そうだね」
「いいよ、雄星がモテるのは全然構わない」
「あっちゃん、彼氏来るの?」
「無理ーって(笑)まあ部活だし仕方ないよね」
「あっちゃん、売り子で頑張ろ!」
「うん、南」
なっちゃんと瑠莉は当日写真部の活動でクラスの出し物には参加できない
今も部活の打ち合わせに行っていた
学校から雄星と涼は帰る
「雄星モテてるな」
「そんな、クレープ作ったくらいで……涼に比べたら全然だよ」
「俺は修学旅行から彼女いるってバレちまったから全然だぞ、まあいいんだけど、雄星が楽しそうにしてるならさ」
「みんなで何か作るのって楽しいな」
「俺も何か料理覚えようかな〜」
「南ちゃんが出来るんだから涼はしなくても……俺は手伝いしないといけないからさ、これからも義兄さんに色々教わらなきゃいけないこと沢山ある」
「料理?」
「違うよ(笑)プロのウェイクボーダーになりたいんだよ」
「あー、そっちの方か(笑)」
「うん、義兄さんのおかげでなんか先が見えた、やりたいことが見つかったんだよ、後は涼と隼人のおかげ(笑)今、高校生活楽しい」
「よかったな、いい顔してるぞ(笑)」
涼は雄星の肩を抱いて帰っていった



