「ねぇ、わかったからちょっと止まって」
雄星が足を止めた
「やっぱりついとけばよかったんだよ、祭りでも海でも軟派されてさ」
「あの……それは心配してくれたの?」
「当たり前だし、風邪も引いてるし、逃げれないんじゃないかと……」
瑠莉が笑っていた
「ありがとう〜なんだけどさっきの私のお兄ちゃん……」
「へっ?」
「大学がこっちで……夜にホテルに面会に来てくれる予定だったの、そしたら講義が休講で連絡くれたの、今日元々バイトも入れてなかったから」
「あっ、ごめん、じゃあ引き返さないとお兄さんわざわざ入場料払って入ってくれたのに……すぐ連絡入れて!俺涼のとこ戻るから」
雄星は急いで言うと走り去った
そんなに急がなくても……
瑠莉は兄に電話した
何だ俺、恥ずかしいな………
雄星は走るのをやめて歩き出した
やっぱり涼と一緒に居ればよかった
涼に連絡するが出なかった
はぁ、何やってんだ俺
電話が鳴った
「雄星?今どこ?」
「瑠莉?えーとどこだ」
辺りを見渡した
「あっ、見つけた、切るね」
瑠莉が走って来ていた
「何で?」
「お兄ちゃん、夜来るって、遊んでおいでって(笑)あの人年間フリーパス持ってる人だから」
「えっ」
「ここに来たい為に大学も近くにしたくらいだからね(笑)もう少ししたらみんなと合流する時間だし一緒に何か見よ!」
瑠莉は雄星の腕を組んで近くのアトラクションに入った
「雄星でねぇし……とりあえず飯のとこ行こうぜ、メール入れとくし」
涼と隼人はフードコートに向かった
南達が先に来ていた
「あれ、一人足りないけど」
「雄星なら瑠莉を助けに行ってから会えてない」
「助け?瑠莉はお兄さんといるはずだよ、連絡来たから」



