「瑠莉眠い?私のことは気にしなくていいからね」
「んー、ごめん」
雄星も瑠莉の様子をチラチラ見ていた
昨日寒いって言ってたのに俺が写真見たいって長引かせたからかな〜
瑠莉の寝顔を見て雄星は思った
あっ、前髪が目に……
後ろから瑠莉の髪を直す雄星……
なっちゃんの視線を感じていた
「席代わろうか?」
「いや、涼の隣でいい」
「雄星、でって何だよ」
「ごめん、隣が、いい(笑)」
バスが到着してなっちゃんが瑠莉を起こす
「んー、薬で眠い……」
涼は楽しみでさっさと降りていった
「雄星くん、リクライニング硬い、起こしてよ」
「瑠莉がもたれたままだからあがらないんだよ、後ろに回って」
雄星が前に回り瑠莉の身体を後ろから支えた
「なっちゃん、レバー引くからシート起こして、せーの」
ガタン
「瑠莉、着いたよ、起きれる?」
「うん、ダルいけど……起きる……」
眠たい目を開けると雄星の顔があった
「……ゆっ!えっ、なっちゃんは?」
「いるけど瑠莉が起きないから……立てる?バスから降りるぞ」
雄星が身体を持ち上げて立たせてくれた
「私荷物もつね」
「ごめん、ありがと」
雄星は狭いバスの通路を瑠莉の手を引っ張ってバスから降りる
「あっ、来た」
瑠莉はなっちゃんからリュックサックを受け取りみんなと合流した
「うーあの薬眠いよー」
「瑠莉、回れる?」
「もう少しぼーっとしてたい、飲み物飲んで追いつくから先に回っててよ」
「瑠莉、俺ついて行くよ」
「えっ、大丈夫だよ、雄星はみんなで回って来なよ」
「だって、昨日寒いって言ってたのに写真見せてって言ったから冷えたんだし」
「別に雄星のせいじゃないよ(笑)気にしないで」
瑠莉は一人で歩いていく
「どうする?」
南は涼に聞く



