「でも、雄星さ彼女欲しくなかったのか?」
涼が聞いてきた
「別に欲しくない」
「瑠莉が言ってきたら?」
「瑠莉?何でいきなり瑠莉が出てくるんだ?」
「夏休み仲良かったし、家族も気にいってるじゃん」
雄星は黙ってしまった
「やっぱり家族に気に入られないと駄目ってこと?」
涼と隼人は言葉が出なかった
「飲み物買ってくる」
雄星は部屋から出ていってしまった
「はぁ、やっぱり忘れられないんだな」
「だね」
「俺も南とのこと親は気に入ってくれたから素直に嬉しかったけどな、今のままだとずっとこの世にいない歩美って子に固執してしまう」
「まあ、時間も必要だと思うよ、雄星本人の気持ちも大事にしてやろうよ、楽しいこと沢山してさ少しでも考える時間を無くすことが僕達にできる事だし」
「あー、流石隼人、俺は冷静になれない〜」
枕を持って隼人に投げた
「何で投げるんだよ(笑)」
「えっ、枕投げだよ」
「ガキみたいなことするなよ」
涼に投げ返した
二人で枕投げが始まった
そこへ雄星が戻ってくる
「何やってんのさ」
「えっ、枕を投げてるんだよ」
「二人ですること?ぶっ……」
「雄星入れて三人になる(笑)」
「小学生か!」
「(笑)高校生だけど楽しい〜」
買ってきたペットボトルを置き雄星は涼のベッドにダイブする
「ごめん、二人とも空気悪くした……二人共好きー」
「おい、それは女に言え(笑)」
「隼人も好き」
「僕も来るなら女がいい(笑)」
隼人は枕を抱きしめ雄星と距離をとる
「雄星、瑠莉のことは悪かったな、無理にくっつけようとしてる訳じゃないが瑠莉も雄星のこと心配してるの南から聞いてたからな」
「うん、それはわかるし瑠莉のことも嫌いじゃない、でもさっきも告られても何も考えられなかった、俺が付き合いたいって気持ちがなければやっぱり付き合えない、軽い気持ちで付き合ってもきっとHできない……歩美のことマジ好きだったからな」



