共立高校のリレーは男女混合だが走る順番は自由になっていたので各クラスとも作戦を立てていた
リレーが始まり抜きつ抜かれつになる
南らのクラスは先に女子を走らせる作戦になっていた
前半は周回遅れになっていたが段々と順位を上げていき雄星からアンカーの隼人に繋がったときには二位で一位に半周の差だった
クラスでは応援に熱が入り
「いけー、隼人ー」
みんな立ち上がって応援した
一位のアンカーは女子でゴール直前に隼人は抜いた
テントでは盛り上がりみんな抱き合って喜んだ
隼人は抜いた女子が泣いていたので優しくごめんねと言い去っていった
雄星が隼人に抱きついて嬉しがる
「雄星も頑張ったな(笑)」
涼は拗ねていた
「俺も出ればよかった……」
「羨ましいんでしょ」
「ちょっと……」
可愛いな、涼は(笑)
みんながリレー選手をタッチで向かえる
「涼〜、頑張ったよ俺」
「よくやったな雄星、隼人も流石!」
ハイタッチを交わした
「雄星、隼人くんも凄かった」
「サンキュー瑠莉、写真撮った?」
「応援に夢中で(笑)ごめん」
「そっか、まあいいや、コケなくてよかったー」
雄星はホッとした笑顔だった
「雄星〜サンキュー」
怪我をした大樹が抱きついてきた
「おー、よかった(笑)」
カシャ
あっ撮っちゃった
瑠莉のカメラには雄星の笑顔が入った
こんな嬉しがる雄星見た事ないしね
「寂しい?涼」
みんなと抱き合ってる雄星を見ながら笑っていた
「いや、あんな雄星初めてみたかも、ガキじゃん(笑)」
「まだガキでいいんだよ、今までが背伸びしすぎたんだよ」
「南………お前、だいぶ雄星のことわかってきたじゃん、俺も同感だ」



