ひと通り握手会(?)が終わると
最初にドアを開けてくれた彼が挨拶
をしてくれた
「僕の名前も聞いてよ~。
僕は奏羽桃!!ももって呼んでね」
「はい!かなはももさんですか。
とても可愛らしい名前でそっくりそのまま
もも先輩を映し出してるみたい…」
「なにぃ?僕が可愛いって言いたい訳?
僕はこんなにカッコイイのに。」
おー。まさかのナルシストで驚く笑
なんかここ、居心地がいい。
すごく前の、本当の自分で居られてる
気がするのは気のせいじゃない、たぶん
これが、''楽しい''って感情か
うん、だんだん思い出せてる。
前の、ありのままの自分が
