その顔に少しの間見入っていると
「えーと、あのぉ。僕の顔に何かついてる?」
「あ、いえ。そういう訳では」
「もう一度聞きますけど入部希望ですか?」
「あ、はい!!」
私は慌てて返事をした
すると、目の前の彼はクスッと笑って
半開きだったドアをちゃんと開けて
ようこそと言ってくれた
するとそこには、よく見知った彼を
はじめとして
私がよく知る有名な学生作家が3人もいた
美代 文化ーみよ ふみかー
ラブミステリー革命を起こした
学生作家であり
ラブストーリーとミステリーを掛け合わせた
新感覚の小説を確立させた
自他ともに認める天才である
国立 空緒ーくにたち あおー
多ジャンルのラブストーリーを
見事に書きこなす
大人なロマンスの次は
甘酸っぱいラブストーリー
彼の感性は温かくて熱い
