<ピンポーン


家のチャイムが鳴り、外に出ると

彼が立っていた

爽やかに笑って

「おはよう」

と声をかけてくれた。


私もおはようと返して隣に並んだ




そして他愛もない話をしながら

桃葉坂高校への道をあるいた。