明日の生き方

次の日

私は学校に行った。

別に特に変わったことは無かったから。

家族がいなくなった以外は。



教室のドアを開けたら

目にこんなものが飛び込んできた。



『宮本明日の家族は交通事故を起こして死んだ

宮本明日の家は貧乏!
だからお風呂にも入れない!

宮本明日は、殺人犯の家族!

そして、彼氏はなんと警察官!!


宮本明日は、最低!!!』


写真は、あの警察の人に家まで送ってもらった

ときのものだった。




「え、、、?」


「あー、宮本さぁーん、かわいそうだねぇ

お母さんもー、お父さんも、お兄ちゃんも!

死んじゃったもんね!

お金ないじゃん!どうするの?

一人暮らしってお金必要なのにね」



「お風呂入れ無くなっちゃうじゃん!」


「やだー!くさいーー

もうここ、来ないでね?くさいから」


クラスメイトの3人が甲高い声で笑った。



私は、何故かそれが辛くなかった。

だから笑って言ってあげた。


「あははっ、お金はあるしお風呂にも入れるよ?

それに、臭いのは香水付けまくってる

あんたらの方なんだけど

くさいから、学校来ないでくんない?」



「なによ!!家族がいないくせに!!!

寂しいんでしょ?だから、お友達でいて

あげようと思ったのに!!

もう友達になんかなってあげないんだから!

ずっとひとりでいればいいじゃない!!」