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あまり長く浸かるとのぼせてしまうので、早めにお風呂を終わらせて出てきた。
お風呂から出てみると、着替えを用意してくれていたみたいで、それに着替える。
「う……っ、サイズ大きい」
上下セットのダボっとしたスウェットを用意してくれたけれど、正直サイズが大きすぎるので上1枚でワンピースとして着られてしまう。
せっかく下も用意してもらったけど必要ないかな。
ついでに、近くにドライヤーが置いてあったので髪を乾かしてから脱衣所をあとにした。
リビングのほうへ世唯くんを探しに行ってみると、そこに姿はなかった。
チラッと壁の時計を見れば、もう夜の10時を過ぎていた。
もしかして、もう世唯くん寝てるの…かな。
再び、さっきまでいた寝室のほうに行ってみる。
ゆっくり扉を開けると、中は薄暗い電気のみがつけられていて。
足を踏み入れて、ベッドに近づくと世唯くんが目を閉じて横になっていた。

