「自分で見た事を信じなさい」

なんて

小さい頃、親や先生が言ったけど

目に映る全てが真実なわけがない

むしろ目に映る大半は繕われたものじゃないか


人は平気な顔をして嘘を吐くし

本当か嘘かなんて

永遠に本人にしか分かりえない


人と人との繋がりは

1枚のティッシュのように

薄く脆いものだ

家族だから、親友だから、恋人だから

関係にいくら名称がつこうと

相手の心が見えるわけでもなく


人生で真実かどうか確認できる事なんて

自分の事だけなのだ