私はあの日美しい蝶を見ながら涙を流した。

私はゆっくり声がした方を向いた。


感情もなく笑いながら。


「南雲さんじゃん!」


そう言われた時少しだけびっくりした。


名前を覚えられているとは思わなかったから。



「南雲さんどうしたのー?…もしかしてサボり?」



そう言われてから少しだけ微笑んだ。