笑わない少女

車の中は沈黙で、お互い喋ろうとしない。




気づいたら家に着いてた。


「でっか!」


びっくりするほど家がでかくて豪邸だ。


「そうか?」


「うん。お金持ちなんだね」


「そうでもねえよ」


いや、お金持ちだよ。
私とは程遠い。


家に入るやいなか、お母さんらしき人が出向いてくれた。



「あら、何この可愛い子!


いらっしゃい!」


「お邪魔します。」