笑わない少女




きっと聞かれたくなかった話なんだろう
言ってくんなきゃわかんねーのに。
でも無理矢理聞くことも出来ない

どうしたらお前を助けてやれるんだ。




「そんな顔歪ますなよ。

悪かった。また話したくなれば聞いてくれ」




「あ、すいません。」




蓮さんが一瞬寂しそうな顔をした。

直ぐにいつも通りになったけど、



その顔が頭に残ってモヤモヤする。


どうしてそんな顔するんだろう...






「てか、タメ口でいい」


「いや蓮さんの方が年上なので」



「お前と同期だ。18だろ?

だから蓮さんじゃなくて蓮でいい」


「え、蓮さん18ですか?!」


「ああ。

そんなにビックリしなくても」


「いやまさか、同い歳だとは」