笑わない少女

ムカつく。
あんな事車の中では言っといて結局付き合ってるんじゃない。
だったら初めからあんなこと言わなきゃ
「凛衣?」


あ、美結は分からないんだった。



「あ、ごめん美結。なんでもないよ」


「ほんと〜??なんかあったでしょ!」


美結が可愛くほっぺた膨らましながら聞いてきた。

可愛すぎる。


「昨日送りだった蓮さんわかる?その人に俺の所へこいって言われたの。断ったんだけど。その時一緒に乗った紗奈さんと付き合ってるなんて知らなくて
言ってくれたらよかったのにね。」



「そうだったんだあ。紗奈さん達って本当に付き合ってるのかな?」


「え?」


「いやだって、本当に付き合ってるなら耳元で言わず目の前で言えばいいと思わない?蓮さんもよくわかってない感じだったし。」



「どうなんだろう。まあでも私は蓮さんの事なんて何も思ってないからいいけど」



「またまた〜」



「本当だよ。」




「そっか〜じゃあ切り替えて仕事しよっか!」


「うん!」