笑わない少女




ベッドに入った私達は、お互い寝ようとせずただぼーっとしながらしょうもない会話をしていた。



そんな時、蓮は抱きついてきて



「なあ凛衣」



「んー?」



「今もまだ、辛えか」


蓮はきっとなにもかも見透かしてるんだろう


正直分からない。


蓮とまったりしてる時間や会話してる時、みんなといる時は何も考えなくて良くて素で楽しめてる。

けどふとした時に思い出すのは


私がまだ過去に縛られたままだからだと思う


「辛くないよ」

私は心配をかけたくなくて、貼り付けた笑顔を蓮に向けた。



「そんな顔で言われてもなんも信用性ねえよ」


蓮は、私のこと何でも分かっちゃうのね



「辛くないと言ったら嘘になる。けど蓮といる時の時間は私にとって幸せよ」


「そうか。なんでも言え

俺がお前を救ってやる」


蓮は少し口角を上げながらそう言い、私にキスをした。