笑わない少女




「美味しいそうです」


「本当〜?ありがとう!沢山食べてね!」



「「いただきます」」



正直、私はご飯を食べるのが困難だ


最近蓮と出会うようになってから少しずつ食べれるようになった。


でもあの出来事がきっかけで、食べ物が喉を通らなくなった。



でも、せっかく作ってくれたんだ。


今日は肉じゃがみたい。


少しだけとって、食べる。



「美味しいです」


とてつもなく美味しい。これがお袋な味?って言うのかな


正直飲み込むのに時間はかかる。


でも、気を使わせてしまうのわかってるから勘づかれたくない。


頑張って食べなきゃ



いつも通りを装い食べる。



「ご馳走様です!」


「凛衣ちゃん沢山食べてくれたのね!」


「雅さんが作るご飯は美味しいです!」


そんな私達の会話を聞いて蓮も嬉しそうだ。


「洗い物してくるわね〜」


「ありがとうございます」


雅さんがキッチンに向かった瞬間、吐き気が襲ってきた。


いつもは、こんなことないのに、、


でも隣は蓮が、、



「蓮、トイレ行ってくるね」


「ん?ああ」


蓮はいつも通りだ。不審に思われてなくて良かった


私はトイレへ駆け込む