話し終わって、苦しそうにする蓮になんて声をかけていいのか分からなかった。
でも、話してくれたんだ。なにか答えないと
そんな時蓮は、自嘲しながら
「引いたか、?」
そんな苦しそうな顔で、言わないで。
「話してくれてありがとう。蓮、貴方がどれ程の苦しみを味わってきたのか私にはわからない。
けど、少なからず痛みはわかるわ。だから引いたりしない」
「同情しねえのな。」
そんな事を言う蓮は、悲しそうで寂しそうだ。
「する訳ないじゃない。」
私はそう言って、蓮を抱き寄せた。
私の行動にびっくりした様子だったけど、
手を回してくれた。

