笑わない少女




リビングの方へ行くと、和樹さんらしき人がいた。


「君かね。凛衣さんとは」



「はい。お邪魔させてもらってます。


挨拶遅くなってすいません」


「構わないよ。ゆっくりしていきたまえ」



「ありがとうございます。」


そう言うと、和樹さんは私の近くに来て耳元で


「蓮の事をよろしく頼むよ」



そう言った。


だから私は笑って「はい」と、そう答えた。






蓮は私の腕を引っ張り、自分の部屋へと連れてきた。


そんな姿を見て、和樹さんは嬉しそうに笑ってたのを私は知らない。