笑わない少女



俺は教室に戻った。



そこには起き上がって、いつも通り喋ってる凛衣がいた。


「凛衣。起きたのか」


「うん。ごめんなさい」


「謝んな。守れなくて悪かった。」


「蓮が悪いわけじゃないの、その...」


「お前の過去が、お前を縛ってるんだろ」


「ごめん、話せなくて」


「待ってるから話してくれるの」


「うん」


そんな俺達の会話をニヤニヤしながらみる隼人がムカついてそこにあったタバコを投げてやった


「おい蓮!何すんだよ〜」


「お前がニヤニヤしながら見てくるからだろ」


「蓮、大人になれよ」


そう啓が宥めてくる。


「うるせえ」


俺達の会話を見て、凛衣が少しだけど笑った


それを見た俺達は微笑んだ。


「帰るぞ」


「ああ」


俺はそう言って、凛衣の手を繋いだ。


安心しろって、そう伝わって欲しいから。