雷と零に見送ってもらった後、
家に向かう為に車へ乗り込んだ。
「私の名前は八神 雅(やがみ みやび)よ
まだお母さんとは呼べないと思うから好きに呼んで頂戴」
「俺は八神和樹だ。(やがみ かずき)
好きに呼んでくれ。」
「ああ。」
「お前の名前は八神 蓮になる。
後、お前にお兄ちゃんができる。嵐だ」
その言葉を聞いて、怖くなった。
また、兄が出来るのか。
ましてや血が繋がってない。
また、俺だけ捨てられるのか。
そう考えてた時、
「お前に何があったのか、今はまだわからない。
でも、嵐と差別するつもりもない。
嵐はきっと喜ぶ。弟ができるって」
そんなことを言われても、何も言えない。
口だけはなんぼでも言える。
俺はまだお前らのことを信用した訳じゃない。
その後は、家に着くまで無言が続いた。
「蓮、家に着いたわよ」
初めて家を見た時はびっくりした。
「くそでけえ。金持ちか」
「んー。まあそうね。八神財閥って知らない?」
「聞いたことはある。まさかそれか?」
嘘だろ。俺財閥に引き取られんの?
「ああ。俺の会社だ。不服か?(笑)」
なんて呑気に笑いながら言ってくる。
「いや。でも俺はそんな偉くねえぞ。」
「そんなの求めてないわよ。安心して貴方は暮らしなさい」
そんな事言われても気が引ける。
でも、少しだけお母さんに似てる。そう思った

