笑わない少女




俺は死んだ母さんを、いや殺した父親に怒りを覚えた。


でも、最後まで何も出来なかった俺に1番失望した。




その時、呑気に「ただいま〜!」と


陽気に言う父親に殺意を覚えた。


どうして、酒なんて飲める。


どうして、殺したお前が生きてる。



その苛立ちからか、咄嗟に帰ってきた父親を殴り飛ばした。


力じゃ明らか負ける


でも、怒りが収まらない俺は父親を殴り続ける



「お前のせいだろ!お前が殺したんだ!お前が死ね」



そういった俺に、父親は笑いながら


「でも、お前は何も出来なかっただろう?


俺とお前は捨てられたんだよ」



「なんで俺だけなんだよ!兄さん...は?」


聞くのが怖かった。俺だけじゃない。


そう思いたかった



「類か?類は母さんの方の実家に行ってるはずだ」


「は?」



「母さんは類を1番に可愛がってたろう?


類だけは俺から離したかったんだろうなあ」



「うそだ!嘘だろ絶対!」



「なら、考えてみろ。どうしてあいつは帰ってこない」



確かにそうだ。


そうわかった瞬間、この家にこの世に絶望した



「ははははははは!」


笑うしか出来なかった。



俺は捨てられたんだ、、