笑わない少女



それからはあっという間に学校についた。



「蓮ついたよ」



「ん?ああ」



「蓮が寝起きに機嫌が悪くないのって凛衣ちゃんのおかげだね!!」


どういうことだろう


「うるせえよ」


「ありがとう助かる」


啓はお礼をしてくる。

「んー?よく分からないけどよかったです。」


「学校向かうぞ」



車から降りた瞬間、「きゃー!!!!」


という声が飛び交う。

「蓮様今日もかっこいいです!!」


「皆さんかっこいい!!!」



「その隣に歩いてる女は誰?」




「ねえ、どういうこと?」


そんな質問に蓮は


「知らねえ。顔と地位しか見てねえ腐った奴らだ」

そう蓮は少し悲しそうな顔で言う



「暴走族だからだよ。No.1の姫や彼女になれたら鼻が高いからね。俺らはそんな奴ら相手しないけど」


啓もイラついてるのか、話し方が冷たい。



そんな中隼人だけはみんなに笑顔を振りまく。


その顔がどうも胡散臭い。


「隼人、別に無理して笑わなくていいんじゃない?」



「え?」


隼人はびっくりした顔でこっちを向く。


「あ、いや無理してなかったらいいけど」


「そうじゃないよ!僕が作り笑いしてるってよく気づいたね。流石に凛衣ちゃん」


「凛衣、隼人と話してないでいくぞ」


「あ、うん」