笑わない少女




「強がってるお前もいいが、慣れてないレアなお前もいい」



「なによそれ。」



「色っぽいって意味だ」



「はいはい。」


本当は嬉しい。


蓮が私を褒めてくれるのも認めてくれるのも。


でもどうしてこんな可愛げもない返答しか出来ないんだろう。



「凛衣は凛衣のままでいい

無理して変わろうもせず、今のお前を俺は好んだんだ。

だから、変わろうとするな」




「ありがとう蓮」


ありがとう。ストレートに気持ちを伝えてくれて。私の思ってる事を口に出して言えない事を気づいてくれて。


私はそんな思いを込めて


頬にキスをした。



蓮はいきなりの行動にビックリして、顔を赤くしてたけど。



「可愛い」


「っせえよ」




こんな会話や、日常が永遠に続く事を願って


私たちは眠りについた。