笑わない少女




「私は零やみんなの居場所を奪ってない?」



「あ?」


「零は女嫌いでしょ。そんな中私がいることは居心地が悪くなる。

私があとから来たんだ。

みんなの居心地のいい場所を悪くさせては行けない。」



そんな事を言っときながら、蓮からかえってくる言葉が怖くて仕方ない。


出ていけとか、言われたら私はもう誰の事も信用できなくなってしまう。




「零は確かに女嫌いだ。でも1度反対したあいつが許したのは、お前だからじゃないのか?」


私の想像とは違う言葉が、優しい声で降って来た


「どういうこと?」



「お前を見て、凛衣だから大丈夫だと思ったんだろう。だから姫になる事を許可した。

俺が決めたからじゃない。相手自身お前を見極めて決めたんだろ。だから安心しろ」


「それでも不安なら、本人に聞け」



「うん、ありがとう」


蓮の言葉は私を安心させる特効薬なのかな

一つ一つの言葉が、魔法にかかったかのようにすんなり入ってくる。


「ああ、寝るか」


「うん」