笑わない少女




その頃、蓮は自分の部屋に戻り、リビングには
雷と零ふたりきりだ。




「大丈夫なのか」

そう、雷が零に聞く。



「何がだ」



「女だよ。凛衣の事だ」



「大丈夫じゃなかったとしても蓮の女だ」



「だとしても、「いいんだよ。蓮幸せそうだったから」


雷の言葉を被せて、零は蓮を庇う。



「なんかあったら俺に言え。」



「ああ、」