仲間ねぇ。
正直仲間って言ってくれて嬉しい。
さぁ、月光は私を闇から引きずりあげてくれるのかな
このまま無視しても長引くだけだから
もう、いいや。

姫華「分かったわよ」

剛「ま、ま、まじー!俺らの代にも姫ができたぞ!」

姫華「でも、これは私だけの問題じゃない。
いくら総長がそう言ったって、
そこの女嫌いが嫌がるんじゃないの?」

そう言って私は双子の方に指を指した。
双子は一瞬ビクってしたけど、

零,麗「い、いよ。」

は?こいつら馬鹿なの?

姫華「あんたら分かってんの?私を姫にするってことでもっと女嫌いが増すかもしれないのよ?」

本性出したけど、まぁいっか

零,麗「僕達は姫華ちゃんを信じてみる...
ほかの女とは違うから...」

姫華「そう。変わろうとしてるのね。
いい事よ。頑張りなさい」

ギュッ
すると何故か双子が私に抱きついて泣き出した

姫華「えっ」

零,麗「うぇーんうわぁーーーー」

この子達はずっと我慢してたんだ。
あんの低、蓮以外の3人はビックリしてる。
でも蓮はこんなことになるなんて分かってたかの
ように平然としてる
私は双子に言った。

姫華「ずっと我慢してたのね。
よく頑張ったじゃない
声を上げて泣くことはいい事よ。
泣きたい時は私のとこへこればいい。
いつでも相手をしてやろう。愚痴を沢山私に
吐けばいい。もし学校で女どもに何かされたら
私の元へおいで。解決してあげる。
もうあなたたちが我慢することは何も無いのよ」

零,麗「僕達っ酷い態度取ってたのになんでそんなに
僕達のこと思ってくれるのっ!?」

そんなの、

姫華「簡単よ。同じ悩みを持った人間だからよ。」

零,麗「僕達姫華ちゃんだーいすき♪」

あれ、甘えたがりね。
やっぱりこっちが本性か。
可愛い...
でもいつまで抱きついてるんだろう。
もう泣き止んだのなら離してくれていいのに

蓮以外(零と麗の心の闇を溶かした!?何もんなんだ姫華は...もしかしたら姫華は月光の光になるかもな)

この時月光の皆が姫華と言う一人の女を
月姫として認めた瞬間だった。