一番近いのに…






いつもなら、すぐに「付き合わないよ」と返ってくるはずなのに今日は何も言わなかった。


むしろ、何度も何度も「好きだな…大好きだ…」と言っていた。


私はイライラが頂点に達して、さっきまで楽しかった気持ちがどこかへいってしまっていた。


「そういえばさ…彼氏できてねえの?」

「私の恋愛に興味あるんだね。」

「家族みたいなもんだからな!」


その"家族"という言葉を、平気で言えてしまう晃が嫌いだって思った。


でも、その後の優しさやいい加減なとこも全部が好きに変わってしまうのだ。