私、鳴瀬茉緒は緑旺高校に通う高校1年生。
私には2人の兄と1人の弟がいる。
だけど2番目の兄は病気で亡くなった。
その直後に私の病気も発見された。
脊髄小脳変性症という病気で不治の病というやつ
もちろん毎日病気は進行して行くしそのうち手足が動かなくなり呂律が回らなくなり最期は寝たきりで死んでいくという病気。だから決めたんだ!
学校に行けるうちは行っておこうと!
そんな時君と出会って生きたいっておもってしまったんだ。








ガラガラ~
『誰あの子?』『転校生?』とヒソヒソごえが聞こえる。まぁ、当たり前か笑
だって入学式の朝にたおれて昨日まで病院にいたんだから私を知らないのもむりはない。
スタスタスタスタ。
ヒソヒソ話しを無視して自分の席に着いた。
正直この学校で友達を作る気はサラサラない。
だって作った所で私は死ぬんだから。
すると『キャアー』『鈴蘭の皆様が来たわよー』
ん?鈴蘭?何それ笑笑
わかんないし興味がない私は机で本を読んでいると、『君お名前は?』『転校生?』と可愛い感じの男の子が話し掛けてきたので『名前は鳴瀬茉緒よ。』『転校生ではなくて家の都合で入学式から来れてなかっただけ。』と答えると可愛い女の子が『鳴瀬茉緒ちゃん!?』『入学式からずっと来なかった鳴瀬茉緒ちゃん!?』と聞くので『うん色々あって…』『私は植村愛夏だよ!よろしくね!』と言われ次にまた可愛い女の子が『私は鈴原嬉唄だよよろしくね。』と言われたので『こちらこそよろしくまなかちゃんうたちゃん。』と返し本を読み始めようとすると、『少し話があるから屋上に来てくれない?』と愛夏に言われたので仕方なく屋上にむかった。
ガチャ
愛『みんなー連れてきたよ!』
嬉『この子が鳴瀬茉緒ちゃん!』
?『へぇー意外と地味なんだな。』
?『どうでもいいけど早く出てけ』
茉『私は呼ばれたから来ただけですから今すぐに 帰るので安心してください。それでは』
そう言うだけ言って帰ろうとしたその時、
ガシ!
?『帰るの?もう少しいたら?』と言われ恐る恐る顔を見てみたら金髪のウェーブのかかったデコ出しのイケメンでこの時私は彼に目を奪われた。