「ごめんね」


思った言葉と違ったことに驚きを隠せない2人と周りの人達。


「ほんとはね、招待状なんかじゃなくて1番に2人から報告を受けるくらい近くにいてあげたかった。」


逃げることしか選択できないようなクズなの。


「私を選んでくれなかった蒼介と幸せそうなくるみの2人から逃げたくて仕方なかった。」


三浦が後ろから手を握る。


驚いたけどどうやらとても心強いと私は感じてるみたいだ。


「だから、ごめん。」


2人は何をいえばいいのかわからずに考えてる。


でも別になんの言葉もいらないから帰る。