あなたの好きなおでんの具を知りたいと思うくらいにはあなたが好き

「そーだね、そうじゃなかったら2人と距離を取らないし高校の卒業式だって3人で仲良く写真も撮ってるよ」


会場からはチラホラと修羅場…?なんて声が聞こえてきて。


修羅場なんかになるわけがないでしょ。


このふたりの絆的なアレは私が1番知ってるのよ。


「くるみは気づいてたの?」


と宗介はくるみの肩を掴んで確認してる。


「気づいてたよ。
でも蒼介のことは諦めたくなくてズルいことした。
私よりもスタイル良くて綺麗で運動も勉強もできて要領よくていろんな人から信頼されてて、勝てる気がしなかったけどどうしても蒼介を取られることはいやだったの。」


くるみの聞いたことの無いような低い声で周りがざわつく。