あなたの好きなおでんの具を知りたいと思うくらいにはあなたが好き

こんなにも純粋な目で2人を見れたのはいつぶりだろう。


いつぶりというか、


初恋が蒼介で、くるみにコンプレックスを感じてた私にとっては、初めてだ。


「ねぇ!3人で写真撮りたい!
ほら!小さい頃よく撮ったじゃん!」


と言えばくるみのお父さんがやってきた。


「3人の写真はね、中学卒業以来なんだ。
寂しかったよ、僕も」


まぁ高校の卒業式はせめてもの抵抗で写真も撮らずに帰った。


一体何に抵抗していたのかはもうわからないけど。


「そんな写真撮ってなかったけ?」


大丈夫、2人にはバレていない。


2人のことを嫌いになりかけて避けてたことなんてバレてない。


バレたとはいえ過去のことだと笑えればいいがこの2人のことだから変に気を遣う。