「勇也と航ちゃんも、ありがとね」 「全然いいよ、葵はそんなこと気にしないで」 「そうそう、無事でよかったよ」 本当に、無事でよかった。 葵がもし死んでしまったらなんて考えたらそれだけで息ができないくらい苦しい。 葵は大事をとってあと1日入院することになった。 そして俺はその間に梨花子と決着をつけることに決めた。