全員「お疲れ〜」


乾杯をするといつも一番に話し始めるのはNAOTOだ。


人「いや〜、あいかわらず仕事終わりの一杯は旨いね」


健「はい、はい。今日の主役は臣ちゃんやでぇ」

健二郎が、早々に割ってはいる。


人「おい、こら俺リーダーだぞ。無視するな」


健「無視なんかしてまっせん。はよ、臣の話が聞きたいだけですぅ」


臣は、まぁまぁまぁというそぶりで


臣「そんな、がっつり構えなくても、さらっと聞いてくれればいいんだけど」


隆「じゃ、さらっと話してもらおっか」


臣「うん、じゃ、さらっと行きます。彼女、出来た」


健「ホンマにさらっといったなぁ」


人「さらっと聞く話じゃないじゃん。え、それは一般の方かこちらの世界の方か?」


臣「一般人だけど、ま、レストランとか経営してる社長」


「社長⁈」


"社長"と聞いただけでも反応がおおきかったが、出会ったきっかけや夏月の性格などを話すと皆んな早速夏月に会いたいと言い出した。


岩「ね、臣さんの彼女のレストラン行こうよ」


臣「すげー景色がいい代わりに、ちょっと遠いんだよね」


人「じゃあ、仕事終わりにって訳には行かないよなぁ」


臣「なんかの企画で撮影とか取材でもいいかなとは思ったけど、まぁ、初めはメンバーだけで行きたいかな」


己「だと、全員揃うのは難しい」


臣「そうなんだよね」


健「ほな、一発目は予定が合うメンバーだけで遊びに行くくらいやな」


人「臣の一番近い休み、いつ?」


そう言ってそれぞれがスケジュールを確認する。


臣「俺は、来週の火曜日がオフ」



隆「俺も」


エ「俺は、午前の打ち合わせだけだから、午後なら」


健「俺は、朝の生放送だけや」


人「俺たちは3人は午前に、EXILEのメンバー会議あるね」


己「でもぉ、午後はマネージャーと打ち合わせだから、日にち変えて貰えるっ」


人「ってことは、全員揃っちゃったってこと?」


臣「えっ、マジ?」


岩「え、じゃ全員で行けるってこと?」