君の声

「賢人!潤!おはよぉー!」

教室に向かう俺らの隣に後ろから夢香が走って来た。

「おはよ。廊下は走るなよ?万が一転んだりでもしたら危ないだろ。」

そんな当たり前のことを言っただけなのに…

「う、うん…き、気を付ける」

何故か、顔を赤くされた。

熱でもあんのか?

ただでさえ、ここまで辿り着くのに女子達から挨拶されて返せば顔を赤くして逃げられてるのに…

少し、ショックだ。

まぁ、いつものことだからいいけど…

慣れだよ、慣れ。