時間というのは、あっという間で…今日はもう土曜日だ。

午前10時…俺の家から一番近い駅で待ち合わせになっている。

お互い、顔を知らない為目印に俺は黒いヘッドホンをすることにした。

向こうは、ベージュ色のカバンを持っていくらしい。

何だか、知らない人に会うのはドキドキする。

俺は、不安と期待を抱えながらヘッドホンを装着した。

しばらくして、後ろから肩を叩かれた。

まだ約束の時間まで10分余裕がある。

早いな思い後ろを振り返った。